ゴトペイです。
マコなり社長がYouTubeで絶賛していた哲学の本が飲茶さんの著『史上最強の哲学入門』です。
先日、読んだのでぶっちゃけた感想をお伝えします。
この記事は、マコなり社長が紹介していた『史上最強の哲学入門』と、『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』の2冊の感想が知りたい人を対象にしています。
マコなり社長が紹介 史上最強の哲学入門の感想
マコなり社長が紹介していた『史上最強の哲学入門』はとにかくおもしろくて、夜眠れないほど集中してしまい、一夜で読みきりました。
この本のいいところは、『アツさ』があることです。
普通の哲学入門の本は堅い文章で、意味不明理解不能ですがこの本は違いました。
西洋哲学のはじまりから今に至るまでを大まかに理解できます。
ただ、西洋哲学は思考実験の繰り返しというか論理性の極みなので、途中で頭がヒートした感じはありました。
ソクラテスが絶対的な真理を見つけるぞ!との一声から西洋哲学ははじまり、主張と主張に対しての批判の繰り返しの歴史です。
キリスト教のなどの時代背景もしっかり描かれているので、なぜニーチェが”神は死んだ”と言ったのかも腑に落ちます。
昔の哲学者は、後世のために”真理”に少しでも近づくように命を削ったんだなぁと、その姿勢に感動しました。
“歴史は繰り返す”とは言いますが、西洋哲学も一周して元に戻る的なことを何回もしています。
なので、この歴史を追体験することで、智恵が得られると思います。
マコなり社長が紹介 史上最強の哲学入門 東洋の哲人たちの感想
マコなり社長が紹介していた『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』を読んでみて、個人的にブッ刺さりました。
そもそも西洋哲学に対して東洋哲学は、同じ哲学であるものの異質だと感じました。
西洋哲学は論理の哲学で、東洋哲学は体験の哲学だということですね。
東洋哲学は”考えるな!”というのです。
ブルースリーの名言がここでビンビン響いてきます。
私は以前まで釈迦は、2500年前に突如舞い降りた唯一無二の人というイメージでした。
しかし、時代の中で、悩み苦しんで悟りを得た一人の”人間”であったことを理解できました。
元々あったインド哲学を洗練させて、人々をより悟りを得られるように導いた人が釈迦であり、仏教という宗教の教祖に自らが名乗りを上げたわけではないのです。
釈迦の説いた教えがインドから中国に渡り日本に上陸する中で、その時代のバックグラウンドによりさまざまに形を変えてアップデートされて伝えられてきました。
今日本に残っている禅や念仏がなぜ、釈迦が初期に説いたものと相違があるのかも、すんなり謎が溶けました。
そして、東洋哲学には儒教と道教も見落とせません。
この2つが今のアジアの思想にどれだけ影響を与えているかは計り知れないです。
個人的には道教がおもしろかったです。
仏教と道教はつながりがあるよなぁ〜っという疑問に答えてくれています。
東洋の哲人たちも読み応えバツグンの本でしたよ。
まとめ
この記事では、マコなり社長が紹介していた『史上最強の哲学入門』と、『史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち』の感想をお伝えしました。
どっちの本がおもしろかったかと言われれば圧倒的に後者でしたね。
正直、飲茶さんの名前も禅話に由来していることもあり、東洋哲学に特に思い入れが強いんじゃないかなぁと感じました。
より東洋哲学がアツかったです。
ただ、西洋哲学から読む方がおすすめです。
私たちは西洋の文明(西洋医学など)が進んでいると思いがちです。
実際、西洋哲学が近代におちいっていた疑問などは、はるか昔に東洋哲学が解決しています。
ただ、なぜ西洋哲学は東洋哲学に遅れをとってしまったのかは、『史上最強の哲学入門』を先に読んだ方が理解しやすいと思います。
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と、まぁこんな感じで個人的な感想をお伝えさせていただきました。
参考になれば幸いです。
ちなみに、マコなり社長は飲茶さんの『ニーチェ』の本もおすすめしていましたよ。